ボルボの850エステート :傷の修理方法と費用 ボンネット板金塗装 90,000円
850エステートのボンネットの傷をキレイになくさせていただきました
ボルボ850エステートにお乗りのお客様から、修理のご依頼をいただきました。
今回の修理箇所は、ボンネット。人間の顔でいえば鼻背、鼻の頭から眉間にかけての部分だと思います。目鼻立ちのはっきりした顔はかっこいいといわれますが、お車のボンネットもグリル上からフロントガラス下まで、広がるボンネットの形、輝きはお車のカッコよさのポイントになりますね。
ご依頼いただいたお車では、左ヘッドライト近くに、凹みを伴う深めの傷が出来ていました。塗装もはがれて、一部錆が出てしまっているのも写真からお分かりいただけると思います。
対応としては、まず傷周辺を磨いて塗装を落とし、ついで溶着引張機を使って凹みを出来る限り元通りに直します。そして、それでも残った凹みをパテで埋めて、表面が滑らかになるように磨き上げます。最後に、パーツに塗りムラがないように、何層にも重ねて塗装作業を行いました。
お車を大切に乗っていただくために、弊社では、ボンネット一枚を、きちんと、塗装させていただいております。
修理後のお写真がなくて恐縮ですが、元通りのワイルドな850エステートのお姿を取り戻させていただきました。
◆お車の豆知識
ボルボ850は、ボルボが240シリーズを継ぐ車種として開発したボルボの中型車です。1992年モデルとして世界中で発売を開始され、セダンタイプとステーションワゴンタイプがあります。
今回ご依頼いただいたお車、850エステートはこの後者のワゴンタイプのことを指します。それまでの車とは一線を画すべく、過去の車種の設計を踏襲せずに一から設計を行ったため、ボルボの新しい時代を作り出す原点となりました。
エンジンも横置きFWDレイアウトの直列5気筒エンジンを初めて載せ、後に続くボルボの様々な車設計に大きな影響を与えています。燃費は最近のお車に比べるとやはり良いとはいいにくい面があるようですが、重厚でワイルドな外見デザインや広々とした車内、安定感のある走りで多くのお車好きの方がファンになっている一台ですね。