スズキのワゴンR :傷の修理方法と費用 フロントバンパー修理
傷ついていたワゴンRのフロントバンパーを修理させていただきました。
スズキワゴンRにお乗りのお客様から修理のご依頼をいただきました。
1993年に初登場したワゴンRは、背を高くすることで軽自動車の室内の狭さという弱点を克服した革命的といえる車です。お客様よりお預かりしたお車はMH21S型。初代に立ち返ったスクエアなデザインが特徴ですね。
今回は、フロントバンパーに若干の損傷が見受けられました。交換するか、修理で対応可能かをチェックした上で、お客様にご満足いただけるよう作業を行いたいと思います。
以下は修理後のお写真です。
バンパーは、狭いところで気づかぬうちに擦ってしまったり、ちょっとしたハンドルの誤操作で壁に接触してしまったりと、損傷を受ける可能性が高い場所でもありますね。
小さく目立たないキズについてはそのままにしてしまうということもあるかもしれませんが、やはり長く走ってもらうためには、早めに修理しておくことが大切かと思います。
今回は、フロントバンパーのトラブルでしたが、板金対応可能でしたので、交換はせずに修理させていただきました。きれいに仕上がった愛車をご覧になって、お客様も喜んでいらっしゃいました。
◆お車の豆知識スズキワゴンRとは?長距離でもタウンユースでも活躍する人気軽自動車
ワゴンRが発売されたのは1993年ですから、すでに20年以上が経過しているわけですが、最新モデルは2012年に発売されており、5代目にあたります。
軽自動車というと小さい、狭いという弱点がありましたが、ワゴンRは背を高く取ることでその弱点を克服。フロアパネルを二重構造とし座面を高く取ることで、足元の圧迫感を軽減し、視点を高くすることによって眺望や開放感を向上させました。
床面が高く乗り降りに不便ささったかつてのワンボックスカーに対し、ワゴンRは地面からワンステップの高さにあるため、ご年配の方やお子様連れのファミリーにとっても、乗り降りが格段にスムーズになったのが、人気の理由の一つでしょう。
室内スペースがかなり広いこともあって、大きな荷物も楽に積めるのも嬉しいですね。取り回しもスムーズで、狭い道もストレスなく走れるということで、老若男女を問わず重宝されている軽自動車です。