トヨタのランドクルーザープラド(CBA-TRJ150W):傷の修理方法と費用 フロントバンパー修理費用 作業工賃40,000/合計金額(税込)43,200円
ランドクルーザープラドのフロントバンパーを修理いたしました。
トヨタのランドクルーザープラドにお乗りのお客様より修理のご依頼をいただきました。
このたびのご依頼は、フロントバンパーの傷の修理。
こちらのお写真は、ご入庫いただいたときのものですが、
どこかにぶつけたか、キズ・へこみができていますね。
一般的な車体では、衝突事故などのとき、人が乗っている中央部分を保護するため、
フロントやリアバンパーが変形することで事故のエネルギーが吸収されるように
設計されています。
そのため、バンパーの傷やヘコミなどの損傷は、その部分だけを見るのではなく、
ボディ全体にどれくらい影響を与えているかをチェックする必要があるんですね。
今回のお客様のランドクルーザーの場合は、比較的軽度な傷と判断できたので、
早速修理作業にとりかかることになりました。
【修理前のお写真】
こちらが修理作業中のお写真です。
まず、修理箇所をサンダーやサンドペーパーで研磨し、きれいにします。
次にパテ付け作業を数回に分けて繰り返し行います。
塗布したパテ剤が半乾きになったところで粗く削り落とし、
表面を再び研磨し、なめらかに仕上げていきます。
最後に、塗装専用ブースにお車を移動し、塗装、仕上げの塗装を行い、
作業は終了となります。
【修理中のお写真】
こちらは修理後のお車の様子です。
修理箇所に不自然なうねりや凸凹がまったくありませんね。
単に傷を見えなくするのではなく、いかに自然に美しく仕上げることができるか、
それが修理工場の職人の腕であり、経験によるものだと思います。
井組自動車でも、熟練の職人がお客様のお車をお直しいたしますので、
お困りのときは、ぜひお気軽にご相談いただければ幸いです。
【修理後のお写真】
【車の豆知識】
今回、お客様がお乗りの150系は、2009年に登場した4代目モデルです。
この代から日本国内向けモデルについては、3ドア車が廃止されました。
新たに、直前側方死角をカバーするマルチテレインモニターや、
ワイドビューフロント&サイドモニターを装備することで、
先代まであった助手席側のフロントフェンダーのサイドミラーがなくなり、
すっきりとした顔になっているのも特徴のひとつですね。
悪路などでのタフな走りと、街での普段使いの快適性を高めたモデルとして、
多くのランクルファンに好評です。