自動車(四輪車)の運転席下、いちばん右側についているペダルがアクセルです。
エンジンの回転を変えること、これがアクセルの重要な役割です。アクセルがなかったら、車を進めることはできませんよね。簡単にいえば、アクセルペダルを踏むことによりキャブレター(気化器)の弁が開き、エンジンの回転が上がり、スピードが速くなっていくという仕組みです。アクセルを「開ける」という表現が使われることがありますが、それはアクセルを踏むことで、エンジンに入る空気の通り道を広げるからなんですね。エンジンが使う空気が素早く入るので、回転が速くなるというわけです。
アクセルは車を走らせるためには欠かせない装置ですが、スピードを出すためのものではありません。意味のない空ぶかし、必要以上の加速などアクセルの多用、乱用はガソリンを消費するだけ。燃費も悪くなってしまうので、アクセルはできるだけ抑えることが、エコの面からも大切ですね。