車に関する言葉の意味「ウエストゲートバルブ」

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193MOTORS 自動車辞書

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そうしたお悩みには、やはり必要な知識を得ていただくのが一番です。
そこで、バンパーやフェンダーなど車のパーツから板金・塗装・修理に
関わる言葉まで、まとめた辞書を作りました。

ウエストゲートバルブ の説明

ウエストゲートバルブ

ウエストゲートバルブのウエストは、正しくはウェイスト。西を意味するwest ではなく、無駄、余剰、ゴミなどを意味するwesteが正しい表記ですが、日本語ではウエストのほうがわかりやすいかもしれませんね。
さて、ウエストゲートバルブですが、ターボチャージャーにおいて、規定以上の過給圧上昇を防ぐための装置のことをいいます。ターボチャージャーでは、タービンが高回転するほど過給圧が上昇していきます。高回転で回っているタービンは、その回転でさらに高回転を招き、ノッキングが発生。最終的には上昇した過給圧によって、エンジンがブローしてしまうのです。このエンジンブローを防ぐために必要なのがウエストゲートバルブです。過給圧の上昇とともに、一定以上の排気圧力がターボチャージャーにかかったとき、圧力を排気側へバイバスさせ、それ以上の過給を行わないようにするというわけです。ウエストゲートバルブには、ターボチャージャー本体に内蔵するタイプと、ターボチャージャー本体とは別に設置するタイプ(外付け型)があります。