エキゾーストマニホールドは、各シリンダーから排出される排気ガスを一本にまとめ、マフラーに送る集合管のことをいいます。排気マニホールド、エキパイなどと呼ばれることもあり、通称エキマニとも。
その構造は、複数の排気ポートに接続されるヘッダーパイプと、複数のヘッダーパイプを集合させるコレクターからなります。素材は鋳鉄や炭素鋼、ステンレス鋼などが一般的ですが、現在は軽量化や、自動車排ガス規制への対応から、温度上昇が早く、温度管理に有効とされるステンレス鋼製のものが増えてきています。ところで、エキゾーストマニホールドで、多く見られる不具合の一つが、マフラーに穴が開く排気漏れです。この場合、溶接やマフラーパテなどで穴を埋める修理が必要になります。サビなど腐食が進んでいる場合は、交換することになるでしょう。交換により、排気ガスの抜けがよくなり、高回転までスムーズに回るようになるという効果が期待できます。故障かな?と思ったら、お近くのガソリンスタンドや修理工場などで診てもらいましょう。
井組自動車でも、お客様からのご相談に柔軟に対応していますので、お困りのときには気軽にお問い合わせくださいね。