車のエンジン内には、回転するシャフトを支える部分や、ピストンとシリンダーのようにこすれ合う部分があります。これらの部分がスムーズに動くように潤滑しているのが、エンジンオイルです。
エンジンオイルパンという容器に備えられたオイルは、エンジンが作動し内蔵されたポンプによって吸い上げられ、エンジンの各部に送られるという仕組みになっています。エンジンオイルの点検は、車のメンテナンスの中でも基本中の基本といえるもの。常にベストな状態でエンジンオイルを保つことによって、エンジンが持つ性能を十分に発揮させることができるというわけですね。エンジンオイルのチェックは簡単なので、こまめに行なっておきたいものです。エンジンオイルは寿命を超えて使っても、すぐにダメージを受けるというわけではありませんが、量が不足すればすぐにトラブルが発生します。そのため、エンジンにはエンジンオイルレベルゲージという棒状の測定具が備えられているので、月に1回程度はオイル量のチェックをしておけば安心ですよ。