自動車の塗料は国産から外国産まで、さまざまなメーカーのものが使用されています。現在、多くの塗料メーカーでは、色合わせもシステム化されており、何百種類ものカラーデータからコンピュータによって、車種ごとに指定されたカラーを自動的に調合してくれます。誰が調色してもオリジナルの純正色をつくることができるんですね。
外国メーカーの塗料は品質が高い分、価格も高めですが、もともとのボディに適した塗料を再修理のときにも使用することで、自動車のボディ全体のバランスを維持することができるというメリットがあります。一方、価格を安く抑えたい場合は国産メーカーの塗料がおすすめです。安価でしかも品質のよい塗料を使っている修理工場に依頼すれば安心ですね。しかし、おろしたての新車に色を塗るのと違い、修理やパーツ交換の際には、塗った部分と塗らない部分との色合わせが重要なポイント。仕上がりを左右する塗装には、職人技術と勘が要求されるというのもうなづけますね。
井組自動車でも、欧州メーカーの高級塗料から、リーズナブルで高品質の国産塗料まで、お客様のご予算やご要望に合わせたものをチョイスしています。