フォルクスワーゲンのパサート :傷の修理方法と費用 左クォータパネル交換 67,000(部品価格)+92,000円(技術料)※塗装料別途
パサートのクォーターパネルを交換させていただきました
フォルクスワーゲンパサートにお乗りのお客様から、修理をご依頼いただきました。
下の写真は左後輪の上のあたりで、つまり左クォーターパネルを写しています。
少し分かりにくいかもしれませんが、クォーターパネルの左下あたりが大きくへこみ、歪んでしまっています。
板金でも対応が可能なレベルではあるのですが、今回は保険利用ということもあり、
お客様ともご相談した結果、丸々パーツを交換して心機一転したいということになりました。
(なお、技術料にはパネル交換の際に必要となったテールランプ、リアシート、トリムの各脱着も含んでいます)
さて、パーツ交換といっても、単純に交換するだけで済むケースは多くありません。
パーツは未塗装であることが多く、またお車を購入後に塗装されている場合には、
合わせて塗装する必要があるためです。
今回もパーツ交換だけでなくのほかに塗装が必要となりました。
下の写真は交換して塗装も完了したばかりの姿です。
自社の仕事結果ですが、キレイな艶の出ているお車にはほれぼれしてしまいます。
◆お車の豆知識
フォルクスワーゲンのパサートはそのフォルクスワーゲンの長い歴史の中で大きな支柱となってきた存在です。
2010年には7代目が発売され、その中に搭載された「ドライバー疲労検知システム」は大きな反響を呼びました。
これはドライバーの居眠り運転を防止するための機能で、幅広い人々を相手に商売をしてきたフォルクスワーゲン独自の思想の賜物といえるでしょう。
またパサート7代目のウリになっているのが燃費です。
というのも、「Blue Motion テクノロジー」(アイドリングストップ機構の「Start/Stopシステム」とブレーキ回生システムの合体したもの)が採用されていて、
燃費がなんと前の代のパサートの68%向上しているのです。
やはりこれも国民を相手に大衆にとってのクルマを意識したフォルクスワーゲンだからこそだせた結果といえるでしょう。
外車というとベンツやアウディ、BMWが人気になりがちですが、フォルクスワーゲンパサートもまた日本車にないよさがありますね。