BMWの3シリーズ:E46 車検・オイル漏れ修理等々。
今回はBMW3シリーズにお乗りのお客様から、車検・整備をご依頼いただきました
BMW 3シリーズE46にお乗りのお客様から、お車の車検とオイル漏れ修理等のご依頼をいただきました!
エンジンオイルのフィルターは交換ですね。
外車のオイルフィルターはこまめに交換することをオススメします。
次はこのエンジンの要チェック箇所のファンベルトとファンベルトテンショナーのチェック!
ベルトにはヒビが入っているので交換ですね!
よく見るとわかるのですが、ベルトがテンショナープーリーからずれてます、まだ初期段階ですがベルトが外れて走行不能になる前に交換しておきましょう。
外車に限らず国産車でも、事故や故障が起きる前のこういった予見整備は非常に大事です!
テンショナーの新品取り付けて
新品のベルトを取り付けます。
ベルトがきちんとプーリーの真ん中にきています。
これで安心。
次はこれです↑ちょっとわかりづらいですが、オイル漏れ。
ここも要チェックポイントなんです!
漏れたオイルが触媒にかかるんです!煙が出ます!
下手すれば車両火災になりかねません!
場所はというとヘッドの裏手にあるバキュームポンプからの漏れなんです。それが下に垂れて触媒にかかるのです。
さて、ばらしていきましょう!
とにかく狭い場所にあるので、邪魔なものは片っ端から外して作業スペースを確保します。↑の写真にホースが繋がっている部分がありますが、それがバキュームポンプです。
手が入らないんです!小さな工具を使って、少ない隙間に無理やり手を突っ込んでボルトを外していきます。車のエンジンが暖まった状態だとなかなかキツイ作業です!
↑なんとか手を傷つけながら取れました。
バキュームポンプの全容です。
以前からオイル漏れしていた気配ですね。
これは、車のパーツの中でも、交換すると高額な部品です。
機能的には問題ないので修理してしまいます!
修理だと部品代よりはるかに安くすみます、半分くらいの費用ですみますよ!
一度バラバラにして、徹底的に清掃します!
この清掃の手を抜くと、この作業の意味がなくなります!
清掃が終わったら部品を組み立てていきますが、このときに工夫と一手間をかけてやるのが「井組自動車品質」なのです!
これをやるとやらないでは、かなりの差が出ます!
最後に新しいエンジンオイルを入れてこの車両の車検整備は終了とします!
今回は色々な作業が重なりましたが、「安心」「安全」にお乗りいただける状態になったかと思います!
何でもかんでも交換ではなく、修理できるものは修理して、さらに耐久性も高めていく。
部品交換よりも費用が抑えられて一石二鳥です!
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